電子コミックが、本屋さんで売っている本と根本的に違うのは、媒体が何であるかです。
ときおり、紙媒体と対比的に述べることがありますが、むしろ補完しあえるということができます。
紙を用いていると、日焼けすること、破れること、ジュースをこぼしてしまった、といったことがあります。でも手で持って好きなページを開けるとか、パソコン疲れの解消にもなります。
一方、電子コミックは携帯電話等を使って読み、電源確保のほか電波や周波数が気になったり、WEBの立ち上げ、ソフトの立ち上げに要する時間がかかりやすい、ということがあります。しかし、携帯ではサイトを開いて読み、コミックの表紙が外にわかってしまうようなことはありません。
このどちらかが良くて悪くて、どちらかが廃れるのではなく、両方あってもいいと、気分転換できるようになったのが利点です。
また安全対策としての通信手段、これはもはや携帯電話の利点に近いわけですが、自然災害が発生したときの、消失や損壊に対する、バックアップ機能を有していることがあります。